ハーモニィでは、色々な病気のお子さんが連日利用されています。

前回の溶連菌感染症に続き、最近では手足口病で来られるお子さんも増えてきました。

そこで、この時期から流行する手足口病について当院長に教えてもらいました！

Q.　どんな病気ですか？

A.　手足口に発疹ができる病気です。

　　手のひら、腕、指間、足底、殿部、口周囲、口腔内等に出ます。

　　痛みや痒みを伴うことがあり、アトピー等で皮膚の弱い人は発疹が激しく出やすいです。

　　病初期に発熱がみられることがあります。

　　初夏に流行することが多いように思います。

Q.　どんな治療をしますか？

A.　特効薬がないので主に対処療法で回復を待ちます。

　　症状が治まるまでは安静にし、脱水が起きないよう水分補給をしましょう。

　　（咽頭痛や食欲低下、発熱のため、脱水になることがあります。）　

Q.　1回なったら、もうならない？

A.　１度かかれば大丈夫？と思うかもしれませんが、手足口病の原因（ウイルス）は

　　数種類あるので、何度もかかることがあります。

　　大人でも抗体がなければうつります。

Q.　予防法は？

A.　流行しているところに近づかない。

　　手洗い・うがいをしっかりする。

　　そして、食事では同じ皿のものをつっつかない（器物を介して間接的にも感染します）

　　など、感染予防に気をつけましょう。

【ケアにあたって】

　　乳児は痛みや痒みを訴えられないので、しっかり様子を見ながらケアしてあげましょう！