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午前:8:30~12:30
午後:14:30~18:30
休診:日・祝日・木曜午後
睡眠時無呼吸症候群検査のお知らせ 当院では、SASの診断に有用な検査機器(保険適応)を準備しております。またSASの治療可能な専門機関へのご紹介もいたします。お気軽にご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群は読んで字のごとく「睡眠時」に「無呼吸」状態になる病気です。英語ではSleep Apnea Syndrome(SAS)と書きます。「無呼吸」とは10秒以上の呼吸停止と定義され、この無呼吸が1時間に5回以上または7時間の睡眠中に30回以上ある方は睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
「無呼吸=息が出来ない」ので死んでしまうのではないか?と思われがちですが、実は、この無呼吸自体で、死んでしまうことはありません。むしろ、無呼吸がつづくことで体に負荷がかかり生活習慣病(高血圧や心疾患など)になることや、記憶に新しい新幹線のオーバーラン事件に代表される、昼間の眠気による事故(交通事故、労災事故)に関係するため、ご本人だけでなく社会的にも問題となるのです。
怖いことを書きましたが、SASはしっかり治療すると無呼吸がなくなり、生活習慣病や眠気などの症状もきちんとコントロールできます。この疾患はなにも特殊な疾患ではありません。有病率は人口の4%と言われており、日本には200万人いると言われています。しかし、なかなか気がつきにくい、いびきをかく程度で受診するなんて恥ずかしいと言う理由などで、まだまだ治療を受けている方が少ないのが現状です。
以下の表をみて「もしや?」と思われた方は早めに医療機関を受診しましょう。
ご自宅に携帯型の小さな装置を持ち帰り、睡眠時の呼吸状態をセンサーで記録します。入院する必要がなく普段の生活のなかで睡眠時呼吸障害を診断できます。
CT内臓脂肪測定検査のお知らせ 当院では生活習慣病の予防を目的して、CTスキャナによる内臓脂肪測定検査を実施しています。健康維持の指針としてご活用ください。
※対象者:18歳以上の方(妊娠中の方はご遠慮ください)
※料金:3,500円(自費診療の場合)
※診療時間内は、ご予約なしで検査できます。
※保険証をご持参ください。罹患状況により保険適用の診療になる場合がございます。
高血圧・糖尿病・高脂血症・痛風・脳梗塞・心筋梗塞など生活習慣病の原因として、内臓脂肪型肥満が関わっている事が分かってきました。内臓脂肪型肥満を放置しておくと、普通の人の数倍も病気にかかりやすくなります。内臓脂肪蓄積を原因として、肥満症、糖尿病、高血圧、高脂血症などの病気が引き起こされた状態を「メタボリックシンドローム」と呼びます。すなわち、内臓脂肪の測定は、肥満症の管理や治療だけにとどまらず、動脈硬化性疾患の予防や治療に極めて重要です。内臓脂肪肥満はピア樽型の肥満体型(リンゴ型肥満)とも呼ばれお腹の中の内臓周辺に脂肪がつくタイプの肥満で、生活習慣病との関わりが大きいとされています。男性に多く、女性は更年期以降に増加します。内臓脂肪は皮下脂肪より落としやすいのが特徴です。
一見太っていなくても、体脂肪率が標準より高い人やおなかの中の内臓周囲に脂肪が蓄積される内臓脂肪型肥満の人がいます。これらを「隠れ肥満」といいます。
CTスキャンでおなかの中の内臓脂肪を調べることにより内臓脂肪型肥満は動脈硬化性の病気(狭心症、心筋梗塞、脳梗塞など)と特に関係が深いことが明らかになりました。